介護保険ニュース#6

今回は、第233回社会保障審議会介護給付費分科会(2023年11月30日)の内容を公開されたYouTubeによるライブ配信内容を要約してお伝えしています。

介護保険・社会保障専門委員会

 【要約】

第233回社会保障審議会介護給付費分科会の要約メモです。
主な内容は以下の通りです。

令和6年度介護報酬改定に向けた処遇改善加算の一本化や人員配置基準の明確化などの制度改正案が議論された。委員からは、処遇改善加算の対象拡大、生産性向上の実現可能性、人員配置緩和に対する慎重姿勢など様々な意見が出された。

【審議項目】

▼処遇改善加算の一本化について
3種類の処遇改善加算を一本化し、職場環境要件も見直す方針が示された。委員からは対象職種の拡大や、要件の合理性への意見があった。

▼人員配置基準の明確化について
管理者の責務や兼務範囲、テレワークの取扱いなどについて明確化する方針が示された。委員からは、管理者の負担への配慮や、テレワークの適用に慎重さが求められる意見があった。

▼生産性向上について
ロボットやICTの導入による生産性向上が提案された。委員からは、導入の困難さや、人員配置緩和への懸念が指摘された。

▼外国人材の配置基準について
外国人介護職員の配置基準を見直し、6ヶ月未満でも算入可とする方針が示された。委員からは言語面の不安への配慮が求められた。

【行動項目】


●処遇改善加算の対象拡大の是非を見極める

●管理者の負担増にならないよう配慮する

●生産性向上の実現可能性を慎重に判断する

●外国人材の言語面でのサポート体制を整備する

 

 

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