2025年6月7日(土)に開催した、2025年度総会および臨時理事会において、下記の通り新代表(2名)が選任されました。
なお、同日をもって、鎌田松代は退任いたしました。
そのほかの役員は、理事一覧ページをご覧ください。(2025年6月改選)
| ■代表理事 川井元晴 山口県支部 世話人代表 ![]() | ■代表理事 和田誠 福井県支部 世話人 ![]() |
就任のごあいさつ
共同代表理事を拝命しました
川井元晴 代表理事
第16 回総会で和田誠理事と共同で第4 代の代表理事を拝命いたしました川井元晴です。山口県支部の代表世話人と、下関の病院でもの忘れ外来を担当している脳神経内科医であり、アルツハイマー型認知症の母親を地元和歌山で看取りました。今回の選出で「大変な役回りを引き受けた」と、段々と身が引き締まる思いです。「認知症の人と家族の会」が結成45 周年を迎える中で、共生社会の実現を推進するための認知症基本法や新薬の登場、第10 期介護保険事業計画など認知症にまつわる課題や状況は益々多様化し複雑になっていると感じています。一方で、「家族の会」はまだまだ知られていないと実感することも多く、地域で安心して暮らせるための認知症本人と家族の根本的な課題解決には道半ばにも至っていないように感じています。「家族の会」の強みは会員の皆さんのたくさんの体験や経験に基づいた当事者ならではの考えや意見を発信できるということで、皆さんが会の宝物だと思います。和田誠代表理事と共に、ピア・サポーターとしてブレない活動を行いながら変革できることについては皆さんと一緒に積極的にすすめていきたいと考えていますので、これからもより一層ご指導いただけると幸いです。
和田誠 代表理事
みなさま、この度、代表理事を拝命いたしました和田誠です。
これまで当会を支えてくださった諸先輩方、会員の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
私たちの活動の原点は、認知症の方々とそのご家族の声に、謙虚に、そして誠実に耳を傾けることです。
私一人の力は微力ですが、みなさまの知恵と経験をお借りしながら、地道に、着実に、使命を果たしてまいります。
特に、現場の声に耳を傾けること、できることから一つずつ実行すること、常に初心を忘れず、謙虚な姿勢を保ち続けることを大切にします。
一歩一歩の積み重ねが必ず実を結ぶと信じ、精一杯努めてまいりますので、ご指導ご支援をお願い申し上げます。
また、この場をお借りして、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。福井県支部の松原六郎代表をはじめ、支部の世話人の皆様、そして私を温かく送り出してくださった北陸ブロックの皆様に、深く御礼申し上げます。また、どんな時も支えてくれる家族にも、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にいつもありがとうございます。




