いきいき家族の会 まちでも村でも

島根県支部


隠岐の島から始まる地域交流会


支部では島根県健康福祉部の委託を受け、今年県内5ヵ所での地域交流会を開催しています。最初の開催地に選んだのは離島でもある隠岐の島町です。


当日は地元の行政や福祉関係者の協力のもと、介護中の家族も多く参加する中、国立病院機構広島西医療センターの片山禎夫先生による「本人・家族の心配を知って、美しい町づくり」をテーマにした講演会が開催されました。参加した家族からは不安を抱えて介護しているという声もあり、支部一同この美しい隠岐の島から地域を変える取り組みを始めると決意した一日でした。


福井県支部


演奏に合わせて講演会参加者も合唱


アルツハイマーデー記念講演会では趣向を変え、開会前に「さわやかアンサンブル」のハーモニカとギターによる「青い山脈」などの演奏が行われました。この「さわやかアンサンブル」は平均年齢82歳の福井市在住4人グループで、年間80回近くの演奏会を行っています。この演奏に合わせ参加者からも自然と歌が聞こえ始め、参加者同士が一体感を感じながら、講演会に臨むことができました。


高知県支部


街頭活動では子どもたちが大活躍


アルツハイマーデー街頭活動は19名が参加し行われました。今回参加した施設の施設長さんや、高知県の担当者の方がご家族連れで来られ、子どもさんの参加が4名ありました。例年は世話人が渡しても素通りすることも多い若い通行人の方が、子どもさんの「お願いします」という愛らしい姿に微笑みながら受け取ってくれていました。この子どもたちの活躍もあり、街頭活動では1,000枚のリーフレットを40分で無事に配り終えることができました。


愛知県支部


あなたの「心」疲れていませんか?


「とらの巻講演会」では今回「あなたの『心』疲れていませんか」をテーマに、家族交流会や専門職交流会、そして講演などを行いました。専門職交流会では「仕事に追われ、ついご本人の気持ちに添うことを忘れがちになっている」など現場での悩みが聞かれました。今回講演した支部研究班代表で日本福祉大学准教授の湯原悦子さんは、自分自身の介護者としての経験を踏まえ「介護者だって支援は必要。介護者を社会から孤立させない仕組みを」と訴えています。


2009年12月25日発行会報「ぽ~れぽ~れ」353号より

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