「世界アルツハイマー月間」ADIパオラ・バルバリーノ氏からのメッセージ

🌏グローバルキャンペーン「世界アルツハイマー月間🚩」】

「家族の会」が加盟する国際アルツハイマー病協会(Alzheimer’s Disease International、本部:ロンドン)CEOのパオラ・バルバリー氏より、「世界アルツハイマー月間」を迎え、メッセージが届きました。

YouTubeは英語ですが、下記の日本語訳をご覧ください。

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ご関係者の皆様、そしてADIのメンバーの皆様へ。

私は国際アルツハイマー病協会のCEO、パオラ・バルバリーノと申します。今年も再び「世界アルツハイマー月間」がやってきました。

これは毎年、何百万人もの人々が参加する真のグローバルキャンペーンです。

認知症を抱えて生きる人々や、彼らを介護する方々の現在と未来のために、より一層の認知症への意識を高めるべく、私たち全員が一体となって声を上げるためのキャンペーンです。

2030年までに、世界の認知症患者数が7,800万人に達すると予測されており、この重要な節目が近づくにつれて、このキャンペーンの重要性は計り知れないものになっています。

私たちは、認知症がすべてのコミュニティに影響を及ぼす世界に生きているのです。

長年この活動に尽力されてきた方も、認知症について学び始めたばかりの方も、私は一つのシンプルで力強い問いを投げかけたいと思います。

「あなたの周りの人々は、認知症について本当にどれくらい知っているでしょうか?」

あなたの愛する人、近所の人、同僚、オンラインコミュニティの人々を思い浮かべてみてください。私たち社会全体は、認知症について本当に十分な知識を持っているでしょうか?

私たちは、危険因子や初期症状を認識し、影響を受けている人々に理解と共感をもって対応し、支援を提供する準備ができているでしょうか?

今年のテーマ**「認知症について尋ねよう、アルツハイマー病について尋ねよう」**は、まさにその「好奇心」「対話」「勇気」を促すものです。なぜなら、質問を投げかけることが理解につながり、理解が行動につながるからです。

私たちは、皆さんに参加していただきたいと願っています。

参加方法はとてもシンプルです。オンラインで「#askaboutdementia」「#askaboutalzheimers」というハッシュタグを使ったり、ポスターをダウンロードして職場に貼ったり、あるいは、お住まいの地域のアルツハイマー病・認知症協会に連絡して支援を申し出たり、イベントに参加したり、メモリーウォークに参加したり、啓発活動を行ったりすることです。

私たちは、正しい知識が人生を変えうると信じています。

適切な情報が適切なタイミングで共有されれば、地域、国、そして世界中の人々の生活を向上させることができます。それは、タイムリーな診断、認知症の発症リスクの低減、治療へのアクセスとより良いケア、そしてより強固な支援システムにつながります。そして最も重要なのは、偏見や孤立を減らすことができるということです。

この世界的な啓発月間が始まる今日、私は皆さんに、認知症に関する問いを投げかける勇気ある「声」となってほしいと願っています。

あなたのコミュニティで対話を燃え上がらせる「火付け役」となってください。皆で一緒に、認知症について尋ねていきましょう。

ありがとうございました。世界アルツハイマー月間、おめでとうございます。9月18日に開催される「世界アルツハイマーレポート:リハビリテーション」の発表会でお会いしましょう。ロンドンから、皆様さようなら。

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