1980年結成。全国47都道府県に支部があり、1万1千人の会員が励ましあい、助け合って「認知症があっても安心して暮らせる社会」を目指しています。

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更新:2017年8月12日
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髙見代表 震災・原発後の岩手・宮城・福島県支部を訪問

岩手県 「災害時の緊急介護」の体制を(岩手県支部世話人)
宮城県 「翼」メンバーの合唱で開会(宮城県支部総会)
福島県 各地区会はできることから活動再開(福島県支部総会)

5月20日、21日の髙見国生代表の東北3支部訪問に同行しました。屋根にブルーシートをかけた家々を見ながら、盛岡駅に着。改札口には岩手県支部の小野寺彦宏代表と世話人4名、青森県支部代表の石戸育子さんが待っていてくれました。「ご無事で…」「会えてうれしい…」、髙見代表と小野寺支部代表は抱き合って無事を喜び合いました。その後、ホテルのロビーで震災後の状況を聞きました。2日前の避難訓練が活かされ、素早く避難できた内出幸美世話人の話など、助け合いや日頃の備えの重要性などが話されました。緊急医療のように災害時の「緊急介護」の要望も出ました。
尽きない話に後ろ髪をひかれながら、仙台まで引き返しました。駅には関東澄子支部代表と蘇武徳典副代表(昨年の全国研究集会実行委員長)が出迎え、その足で津波被害の地域に行きました。
土に斜めに突き刺さった網戸、止まったままの時計、お皿や漬物のビン。津波に流された防風林と潰れた車が点在する平野、午後2時45 分までは普段の生活をしていた痕跡はあるのですが、街はなくなっていました。被害のすさまじさ、悲惨さ、人々の悲しみ、せつなさがありました。翌日10 時からの総会は、予定の会場が震災で使用不可となり急遽手配したところでした。壁には富山や熊本、奈良、広島県支部などからの激励のメッセージや名産の菓子。若年認知症の会「翼」の合唱団がこの日のために練習を積んだ3曲を披露し始まりました。激変した環境の中で頑張ったメンバーです。このあと髙見代表は、感動の余韻を残した声で「何もできない、してあげられない悔しさがあります。ただただ、みんなに会いたいと思って来ました……」とあいさつしました。行政からは宮城県、仙台市からの来賓、県会議員も出席し、太いパイプでつながった活動を実感しました。震災復興に向けての始まりを感じた総会でした。
午後に閑散とした福島駅に着きました。総会会場は放射線濃度が福島市で一番高い地区だそうです。午前の総会には来賓で福島県や市、県や市の社協、40 名ほどの会員が出席しました。午後の講演会には100 名近い人が集まり盛会でした。7 つの地区会はできることから活動を再開、福島地区の井桁ユウ代表(上記の福島県の写真、前列左端)は地域包括への訪問活動を始めたことを話しました。
被災地に降り立ち、肌で未曾有の被害を感じました。3支部の世話人さんは前向きで元気でした。
「家族の会」ができることは、何だろう。それは心配しているなかまがいて、そのなかまの励ましで勇気を出すなかまがいる。そこをつないでいるのが「家族の会」で会報もそのひとつ。つながってこそ、つなげよう支援の輪、思いの輪を…。ありきたりだけど頑張っていこうと力がわいた訪問でした。
(編集委員長 鎌田松代)

(写真)

宮城県支部総会で関東支部代表(左端)が世話人を紹介

福島県支部の皆さんと「がんばろう!」勝田副代表(前列右から2人目)、髙見代表(前列中央)、佐藤支部代表(前列左から2人目)

小野寺岩手県支部代表(右)とだきあう髙見代表