『介護保険の困りごと』アンケート実施のお願いについて
公益社団法人認知症の人と家族の会 代表理事 鈴木森夫
介護保険・社会保障専門委員会 委員長 鎌田晴之
会員の皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
昨年から今年にかけて介護保険法の改正が行われ、その結果として8月には介護保険利用料の3割負担が現実となり、10 月からは「ケアマネジャーがサービスを自主規制してしまい、利用者の生活の質を低下させるおそれがある」との指摘もある「訪問介護の生活援助中心型介護のケアプラン届出制度」が実施されます。
「家族の会」は38 年の歴史の中で、「認知症になっても安心して暮らせる社会」をめざし、政府に対して認知症の人と家族の切実な声を届け、要望や提言を提出し、その実現を強く求めてきました。
このように介護保険をめぐる情勢がめまぐるしく変化する中、2016 年に厚生労働省に提出した「認知症の人も家族も安心して暮らせるための要望書」を見直し、新たな状況に対応した「要望書 2018 年度版」の作成に取り組むこととなりました。
今回の要望書作成にあたり 、介護保険・社会保障専門委員会では、会員の皆様から、日頃の介護を通じて感じておられる「介護保険の困りごと」をお寄せ頂き、「要望書 2018年度版」の内容に反映させるほか、「生の声」として個人が特定できないようにして公表していきたいと考えています。
認知症のご本人、現在介護中のご家族をはじめ、介護を終えられた方、また介護にかかわる専門職の方にも広くアンケートにお答えいただきたいと思います。ぜひご協力くださいますようお願いいたします。
アンケート内容
【対象者】
「家族の会」会員とそのご家族など
【調査方法】
・このページ下部のフォームから送信、または、会報(2018年)9月号に同封の「アンケート用紙」。
・様々に違う介護の状況を知らせて頂くため、選択式ではなく記述式にしました。
生の声を少しでも多く集めたいと思いますので、積極的にご記入ください。
【調査の締切日】
10月20日(土)
【返送の手順】
お手数をお掛けしますが、以下の① ホームページのリンクから送信いただくか、会報(2018年)9月号に同封の用紙で、郵送でご返送ください。郵送の場合は、恐縮ですが実費のご負担をお願いいたします。
郵送の場合
あて先 〒602-8143 京都市上京区猪熊通丸太町下る仲之町519番 京都社会福祉会館2階
公益社団法人 認知症の人と家族の会『介護保険困りごと』アンケート係
【調査にかかわる倫理的配慮】
- このアンケートは、「要望書2018年度版」作成の資料と介護保険利用者の生の声として個人が特定できない形でまとめ、目的以外の用途には利用しません。
- 記入いただいた内容について、個人が特定されないよう、個人情報の保護を遵守いたします。
- この調査にかかわる謝礼はありません。
- 回答内容の確認のために、こちらから連絡をさせていただくことに同意くださる場合は、連絡先を記入してください。記入いただいた個人情報については、目的以外での使用はいたしません。
【本調査に関する問い合わせ先】
「家族の会」本部事務局 電話075-811-8195