つどいは知恵の宝庫~介護初心者の悩みに応える~

全国の支部で行われている家族の「つどい」。その中で出てきたいろいろな悩み。その悩みに応える形で、介護初心者の悩みにお答えします。会報ぽ~れぽ~れの人気記事の抜粋です。

一人暮らしの父親が、同じ内容の話で何回も電話をしてきて困っています

母親が施設入所して一人暮らしとなった父親(78 歳、要支援2)が時間を問わず電話をかけてきて、一方的に同じ話を繰り返します。できるだけ様子を見に行っていますが、行かないと家に押しかけてきて、近所の人に「娘が世話をしてくれない」等と訴えます。私も義理の両親をかかえ、子どもも小さいので、父親の世話に専念できず悩んでいます。子どもは私だけで協力者はいません。 (相談者:36歳 娘)

介護経験者A:一人暮らしの寂しさと関わってもらいたいが強まってでは お父様はきっとお母様の介護を一心になさってこられたのでしょうね。一人暮らしになった寂しさと、娘さんに関わってもらいたいという思いが強まって、何度も電話をしてきたり、家に来たりするのだと思います。次に訪問する日をカレンダーに書いたり、毎日決まった時間にあなたから電話したりされたら、少し安心されるのではないでしょうか。

地域包括支援センター介護支援専門員:地域支援を活用しましょう お父様は要支援の認定を受けておられるので、私たちセンター職員が、きっと関わっていると思います。センターが実施している地域の介護予防事業には筋トレや脳トレがありますし、老人福祉センター行事に興味を引くプログラムがあるかもしれません。また、デイサービスを2日や訪問介護を3日などを利用することで孤独感が薄らぐのではと思います。

現役介護者:お母様との関係を継続させましょう お父様と一緒にお母様の入所施設を定期的に訪ねられたらどうでしょう。ご夫婦としてのお父様の役目はまだまだあることを気づかれるといいですね。

医師:認知症かも 何度も電話をかけてきて同じ話をするとのこと、認知症かもしれません。もの忘れ検診が無料で受けられる市町村もありますが、お父様の場合は現在の症状について診察を受けるようにしたほうがよいでしょう。また、今のような不安な状態が続くのは進行を防止するうえでもよくありません。診察を受けた上でこれからの生活を考えましょう。日課づくりも大切です。

男性介護者:「男性介護者のつどい」に参加しましょう 今度の「男性介護者のつどい」にあなたと一緒に来てもらったらどうでしょうか。同じように妻が施設に入所した人も来ていますから、そんな人と話をすることも、お父さんにとってきっといいと思います。また、「本人のつどい」があれば参加してみてはどうでしょうか。

現在、要支援2とのこと、今の間にいろいろな関係をつくっておくことが大切です。