つどいは知恵の宝庫~介護初心者の悩みに応える~

全国の支部で行われている家族の「つどい」。その中で出てきたいろいろな悩み。その悩みに応える形で、介護初心者の悩みにお答えします。会報ぽ~れぽ~れの人気記事の抜粋です。

夫が若年認知症と診断され、私も体調を崩しています。

どうしたらよいかわかりません。

夫(55歳)が若年認知症と告知されて1年になります。二人暮らしで口争いが絶えなく、夫は毎日、ただテレビをみてぼんやりしています。夕方になると近所に散歩に出るのを日課にしています。一人娘は隣県で仕事をしていて、迷惑をかけたくありません。
心配で夜も眠れません。 (相談者:50歳 妻)
世話人A:つどいで悩みを 本当に大変ですね。よくいままでひとりでがんばってきましたね。「家族の会」ではあなたと同じような介護者や本人が一緒に集まって、毎月「つどい」を開催して悩みを話し合っています。一度、参加してみませんか。

体験者の話を聞いたり介護家族同士、本人同士で話し合ったりしています。

介護者:介護者は元気で 実は私も1年前まであなたと同じ状態でした。

「つどい」に参加して「まず介護者が元気でいること」と励まされました。薬のことも聞けました。夫は仲間と卓球やボウリングに出かけたりするようになりました。

看護師:自分の時間を大切に 要介護認定の調査も受けておられないようですので、福祉課に行かれ介護保険の手続きを早くしたほうがいいですよ。デイサービスを利用したりして、将来の施設入所を考え今から馴染んでもらってはいかがですか。その間にあなたの時間を作ってください。

ケアマネジャー:収入の道を考えて 会社の休業補償は長くて1年半です。

休業補償が切れたところで退職が多いですね。診断されて1年半が経過したところで障害年金の申請ができますが、今までのお給料から比べればその収入では先の生活が不安です。今後の生活を考えましょう。「ぽ?れぽ?れ」11月号にも情報が掲載されているのでコピーしてお渡ししましょう。

世話人B:娘さんにも相談を 娘さんにも話したほうがいいですよ。心配かけたくないというのはよくわかりますが、あなたも体調が良くないとのこと。娘さんに今の状態をしっかり伝えて、一人で抱え込まないで助けあっていかなければ、状況はますます大変になります。

世話人C(本人):本人同士で支えあう 引きこもっていてはますます病気が進行してしまいます。よろしければ、僕たちがお宅に訪問して話し相手になりますよ。同じ病をもつ者として、気持ちがよくわかりますからね、まず同じ病気の仲間がいるということを知らせたいです。ご主人に話してみてください。