つどいは知恵の宝庫~介護初心者の悩みに応える~

全国の支部で行われている家族の「つどい」。その中で出てきたいろいろな悩み。その悩みに応える形で、介護初心者の悩みにお答えします。会報ぽ~れぽ~れの人気記事の抜粋です。

夫が若年性アルツハイマー病と診断されました。周囲に知られたくありません。どうしたらいいか不安です。

夫62 歳、最近物忘れがひどくなり、病院で受診したところ、若年性アルツハイマー病の初期と診断されました。周囲に知られたくない気持ちですが、これから何をどうしたらいいか不安です。 相談者(57 歳、妻)

ケアマネジャーA:一人で抱え込まないで包括に相談を 今のあなたの気持ちや状況を、最寄りの地域包括支援センターに相談に行かれたらどうでしょう。公的な機関の担当者から認知症や介護保険などについて説明を受け、この先病気が進行していったときに、こういうものが使えるという知識をもつことで不安をいくらか和らげることができるかもしれません。

保健師B:隠さないでみんなに知ってもらっては 一人での介護はこの先不可能になります。知られたくない気持ちをなくすのが大切です。恥ずかしい病気ではありません。思いきってご近所に病気のことを話してみたらどうですか。

電話相談員C:電話なら話しやすいかもしれません 電話なら話しやすいこともあります。まずは電話相談にかけてみてください。ご自身の状況を話すことで現実に向き合う力が湧いてくることもあります。若年性認知症の電話相談機関もあります。知識やつどいなどの情報も得られますよ。

世話人C:若年のつどいに参加しては不安な気持ちはよくわかります。ご主人も不安な毎日を送っているのかもしれません。
最近は、本人同士のつどいをやったりしているところがあります。ご主人も早期ということなので、そうしたつどいに参加してみてはどうでしょう。

医師D:早くからのかかわりを 早期発見だったのが良かったと思います。何もわからなくなってしまってからの受診だとできることが限られてきます。意欲もあるようだし、それを生かして一日でも長く今の生活を続けていけるようにしていってください。それには、人と付き合う生活も大切だと思います。

家族E:つどいは元気をくれます あなたの気持ちはよくわかりますよ。私も夫が診断を受けたとき不安でいっぱいでした。周囲の人が知ったら、何もできない人と思ったり「ばか」扱いされるのではないかと心配しました。そのとき「家族の会」のつどいのことを知り参加しました。皆さんの話を聞いて、自分は一人ではない、気持ちをわかってくれる仲間がいる、それだけで救われ、元気をもらって帰りました。

看取り終えた家族F:できることを楽しんで 物忘れはあるようですが、手助けがあればまだまだ普通の生活ができそうですね。ご近所を気にせず二人でできることを楽しむこともいいのではないでしょうか。夫が認知症と診断されてから、旅行、映画、コンサートなどにいきました。若年性だからこそできたと思っています。