仲間と出会い話したい

今月の本人:第4回 全国本人交流会参加者のみなさん

本人ネットワーク支援委員会主催の第4回全国本人交流会が10 月15 日~ 17 日に富山県朝日町笹川で広島、大阪、東京、神奈川、千葉からの5名の本人と家族、サポーターの総勢30 名で開催されました。

今回は広島で若年認知症の人のつどい「陽溜まりの会」に医師として関わっている片山禎夫先生が、全日程に参加し講演会だけでなく、本人・家族に分かれてのつどいでのアドバイスやバドミントン、配下膳までご活躍でした。

富山県支部の山本きみ子さんと極楽トンボさんが進行を務めた本人交流会では、じっくり、ゆっくり、楽しく話しあいがされました、そこでまとめられた「みんなにわかってほしいこと」を紹介します。

みんなにわかってほしいこと 本人からのアピール

国に対して

◦進行を遅らせる薬を早く!早く!
飲めるようにしてください!
◦ 根本治療薬を1 分1 秒でも早く開発、認可してほしい

まわりの人にわかってほしいこと

●認知症であっても、やれることが いっぱいあります
みんなの役に立ちたい
●「今のままのあなたでいいよ」といってくれる人とかか
わっていきたい
●普通につきあってほしい
●本人や家族の心を大切にしてほしい
でも…できないことは助けてほしい
やさしく 見守ってほしい

仲間に伝えたいこと

●せっかくの自分の「いのち」は、自分の思いを大切に!
●命ある限り、楽しみながら、精一杯生きていこうよ

家族にわかってほしいこと

●僕の思いをわかってほしい
●やさしい思いで見守ってほしい
●二人三脚で、ずっと最後まで一緒に歩んでいきたい
●認知症を公表すれば、本人が楽になる
楽になると 進行もゆっくりになる

本人のつどいでまとめた「みんなにわかってほしいこと」を発表する

前回以上に声色がすばらしかった

千葉県支部の青津優子さん(左)の落語「まんじゅうこわい」の絵本読み聞かせ、隣は夫の彰さん

50 名が参加した片山禎夫先生公開講演会

若年認知症の最新情報も資料配布され、やさしくてわかりやすいお話と好評

広島県支部の竹内裕さんは二人羽織のパフォーマンスを披露

東京都支部の田渕さん夫妻はアメリカ仕込みのダンスを披露

春に続き参加した東京都支部の田渕さん夫妻。「前回より明るくなったね」の声

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